知ってるようで知らないリップクリーム・バームの使い分け方
リップクリームを塗ってるのに、すぐに乾燥してしまい、気がつけば唇が乾燥してガサガサになっていた!なんて経験ないですか?
野外で作業やスポーツをする、車や飛行機を利用する、暖房を強めに設定する、唇をよくペロっとなめてしまう等、唇がガサガサになる行為は色々あります。
意外かもしれませんが、一日中パソコンと向き合ってたり、ポテトチップス等のスナック類や辛いものをよく食べたりしても唇がガサガサになりやすいんです。
仕事でパソコンを避けることはできないけど、リップクリームだけじゃ保湿できないよ!もっといい方法はないの!?と思っている方に、今回はリップクリームの正しい使い方やリップクリームとリップバームの使い分け方を紹介したいと思います。
リップクリームとリップバームは、どちらも唇の乾燥を防ぐアイテムとして使用されていますが、実際何がどう違うのかよく分からない方も多いのではないのでしょうか?
☟リップケアについてはこちらの記事を読んでみて下さい。
分からないのも当然!!
”リップクリーム”という言葉自体が和製英語で、リップクリームとリップバームを使い分けて使っているのは日本人だけなのです!
アメリカやイギリスではスティックタイプのリップクリームも“リップバーム”と呼んでいます。(アメリカではステックタイプのリップをブランド名をとって”Chap Stick”(チャップステック)と呼ぶこともあります。)
そこで私達が使い分けをしている2つのアイテムの違いや特性、形状、塗り方を皆さんに紹介させていただきます。
Contents
リップクリームとリップバーム違いとは?
リップクリームもリップバームも唇の乾燥を防ぐアイテムとして誰もが一度は使用したことがあるアイテムです。
・リップクリームはリップバームに比べて質感がサラサラとしていて、柔らかく滑らかで唇に馴染みやすいのが特徴です。 また、形状はスティック状なのが一般的です。
・リップバームは軟膏のことを言い、ドロっとした質感が特徴でワセリンのような感じです。固まりにくいので缶やチューブタイプの形状が多いのも特徴の一つです!
この2つのアイテムの大きく違う部分は主に
・質感
・形状
だと言われています。
次にリップクリームのメリットとデメリットについて詳しく紹介していきたいと思います。
リップクリームのメリットとデメリット
☆リップクリームのメリットは、サラッとしたクリームタイプが多いです。また、スティック状で持ち運びに便利なので、塗る時も手を汚すことがないので手軽に使用できます。
★デメリットとしては、バームタイプに比べて滑らかでさらっとした質感なので唇にとどまりにくく、保湿力がキープしずらいのでこまめに塗り直ししなければなりません。
なので、さらっとした質感が好きな方や中度の唇荒れの方、手が汚れるのが嫌いな方にオススメのアイテムです。
続いて、リップバームのメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
リップバームのメリットとデメリット
☆リップバームのメリットは、唇の乾燥を防ぐ高い保湿力と唇に馴染みやすい軟膏タイプのリップのケアアイテムです。唇のケアとしてそのまま使う場合もあれば、口紅などのリップメイクの下地として使用することで仕上がりをよくする用途で使われることが多いアイテムです。撮影時はバームタイプを使用することが多いです。
★デメリットとしては、軟膏タイプなので唇に馴染みやすい反面、リップクリーム(スティックタイプ)よりも柔らかいため、指がべたついて汚れてしまったりと塗りにくいという難点もあります。
保湿効果はリップクリームより高いので、しっかり乾燥対策をしたい人にオススメのアイテムです。
次に主な形状について紹介させていただきます。
リップクリーム・バームの形状と形状別塗り方
主に形状は以下の3つのタイプが定番です。
- ステックタイプ
- ジャータイプ
- チューブタイプ
スティックタイプ
リップクリームで定番の形状のスティックタイプは、口紅のように指が汚れることなく直接唇に塗る事ができます。
塗り方☝
唇を十字に四分割(上下左右)して、唇の縦ジワに沿って、中央から口角に向けて楕円を描く様なイメージで塗ります。
ジャータイプ
リップバームと呼ばれたり、軟膏などで使用されるジャータイプは、一度指先や綿棒、スパチュラーにつけて唇に塗ります。
塗り方☝
指先にバームを適量とり、強くこすったり塗るのではなく、優しく唇に馴染ませるように塗ります。
チューブタイプ
リップバームで使用されるもう一つが、チューブタイプの容器に入ったものです。こちらもジャータイプと同様、軟膏のようなドロっとしたテクスチャーと一度指先や綿棒、スパチュラーにつけて唇に塗ります。
塗り方☝
直接塗れるタイプは、クリームを出しながら先端をリップラインにあてて、縦じわにそって楕円を描くようにして口角へ向かって塗っていきます。
直接塗れるタイプではない時は、綿棒または指を使って塗布して下さい。
★スティックタイプのリップクリームが固形なのに対して、ジャータイプとチューブタイプは軟膏のような良く馴染むのが特徴です。しかし、ジャータイプのもので、中にはスティックタイプと同じような硬さのものもあります☝
最後に
今回紹介させていただきましたリップクリーム、リップバームの違いはいかでしてでしょうか?国が違えば呼び方も違ったりもします。
沢山の種類があるリップクリーム・バ―ムは、効果効能や抱える唇のトラブルや悩みによって、変えることによってより保湿効果も上がって痛い皮むけなどを防ぐこともできます。
リップクリームを塗っているのに乾燥が気になる方やパソコンを使うことが多い方は、リップバームを試してみるのもいいかもしれないですね。ぜひ、自分に合ったタイプの保湿をして、乾燥から唇を守ってください。
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